協会のお知らせ 詳細
会長新年の挨拶
新しい年、飛躍の年
あけましておめでとうございます。
皆様には、お健やかに新年を迎えられたこと、謹んでお慶び申し上げます。
2011年の東日本大震災で被災され、未だ大変なご苦労をされている方々に、改めて心よりお見舞いを申し上げます。一方、昨年は、2020年のオリンピック・パラリンピック開催地が東京に決定するなど、これからの日本にとって大きな希望を抱かせる出来事もありました。
さて、当協会は、今年で設立50周年を迎えます。これまで、経済・技術両研究所事業の今日化と連携の強化を始め、産学官連携センター及びビジネスセンターの開設並びにビジネス支援ライブラリーの機能強化など、多角的な取り組みを進めてまいりました。今後とも設立以来の「機械産業関係のハード・ソフト両面からの共通インフラの提供」という使命を強く認識しつつ、日本の機械産業の着実な発展に貢献してまいりたいと考えております。
日本の機械産業をめぐる状況は、昨年末より進んだ、アベノミクスによる円安株高等によって、経営者心理や企業収益が大幅に改善しています。これを受けて、雇用情勢も改善し、輸出や設備投資についても着実な回復が予想されています。今後は、政府による成長戦略の着実な実施やTPP交渉が進展することにより、更なるビジネス環境改善が実現していくことが期待されます。さらには、このような好循環が中堅・中小企業に対しても波及していくことを期待しております。
このため、当協会と致しましても、引き続き日本の機械産業の活性化のため、必要なサービスの提供、新技術の開発及び産業の実態調査・分析を積極的に実践してまいります。
本年も皆様からのご支援、ご指導の程、何卒、宜しくお願い致します。
2014年が、新たな飛躍の年になることを心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。
一般財団法人 機械振興協会
会長 庄山 悦彦